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コーヒーのこと

台湾で焙煎の大会にジャッジとして参加してきました

2018年11月15日

10月24〜26日に台湾中央部の南投國姓という場所でコーヒーの焙煎技術を競う大会(南投國姓全國咖啡焙烘賽)があり、ジャッジとして参加してきました。24名の競技者が参加し、3台の同じ焙煎機を使い競技が行われました。
私は、過去に競技会には競技者やボランティアとして参加したことはあったのですが、ジャッジとして参加するのはこれが初めての経験でした。

近藤啓

Hiraku Kondo

今回私はセンサリージャッジとして、各競技者が提出したコーヒーをカッピングして評価する役割を担いました。今回の課題となる豆は地元南投産のコーヒーでした。各競技者はこの課題豆を同じ種類の焙煎機を使って焙煎し決められた時間内にそれを提出します。その提出されたコーヒー豆を複数のセンサリージャッジがカッピングをしてスコアをつけ、それを集計したものが各競技者の点数となります。

カッピングはカリブレーションというスコアの付け方についてジャッジ間でのずれを補正するための作業のあと、ブラインドカッピングにて行われます。ブラインドカッピングとはカッピングで評価されるそれぞれのカップについての情報がカッピングを行う人に伏せられた状態で行われるカッピングのことです。カッピング評価の存在する競技会では、そのカッピングは普通ブラインドカッピングで行われます。それはジャッジが先入観なくカッピングをし評価するために必要だからです。

初めてのジャッジということではじまる前は少し不安もありましたが、無事に終えることができました。

競技会が終わり、今回のようなコーヒーの産地で行われる焙煎競技会が産地と珈琲店の関係性をより密接にしていることを感じました。

産地の方は消費者の動向やコーヒーを販売する自家焙煎珈琲店の考えに直に触れることができ、一方で、珈琲店は産地のことを農家から学ぶことができる、それぞれまたとない機会となっていると感じたのです。

産地から消費者までの距離が近いことが今の台湾コーヒーの盛り上がりを形作る大きな要素になっているということはこれまでも実感としてありましたが、今回の競技会はまさにその象徴であると感じました。

個人的にも、ジャッジという立場で様々なプロファイルで焙煎されたコーヒーを客観的に評価する中で気付かされたことがたくさんあり、とても勉強になりました。このような機会があればまたぜひ参加してみたいと思います。