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「変わらないために変える」TheRoast定期頒布用プロファイルの作り直し

2018年12月09日

The Roastのサービスでは毎月お届けする生豆1つに対して3つのローストプロファイルが付いてきます。そのプロファイルは全て福岡・大野城市にある弊店焙煎所で生まれています。開発用のThe Roastを使い「焙煎」→「味の確認」→「プロファイル修正」のサイクルを何度も繰り返しながら、製品用のプロファイルをひとつひとつ手作りしています。

後藤直紀

Naoki Goto

昨年は100種類以上のプロファイルを作成しましたが、定期頒布豆用のプロファイルは一度作ってそれで終わりではありません。同じ豆でもロットが変われば豆も微妙に変わるため、生豆が新しいロットに切り替わればそれに合わせてまたプロファイルを作り直します。

新しい豆はまず計測

新しい豆が届くとまずは豆の形状「シェイプ」「大きさ」「ばらつき」を目視でしっかりとチェック。計測器を使って「水分」と「密度」も計測します。前のロットのデータと比較しながら、とりあえずは作成済みのプロファイルで焙煎。味を見て必要に応じてプロファイルやアプリの数値を修正します。

TheRoastの焙煎にとって重要なのは豆の状態、特に「形状」です。構造的に熱風だけで豆の攪拌と焙煎を行うため、豆の形やばらつき具合が変わると攪拌状況が変わり、熱の入り方のバランスが大きく変わってしまいます。

元々、それぞれの豆に対する空気の流れはかなりシビアに設計、最適化しているので、ロットが変わって豆の状態に変化があると、変わった分だけきっちり味わいのピントがずれてしまいます。この再現性と精度の高さ。豆ごとにプロファイルを準備しないといけない理由がここにあります。

味のタイムマシン

一つ完成しても次から次に生豆が来るため、一度納品したプロファイルのコーヒーを飲む機会はほとんどありません。ロットが変更するたびに都度チェックするのは中々大変な事ではありますが、自分が以前作った味わいに、半年ぶりとか一年ぶりとか、久々再会する事が出来るのは一つの楽しみであったりもします。