コーヒーのこと
2018年12月17日
初めての生産国への訪問は2014年のことでした。
年の瀬ということでもありませんが、過去の写真を振り返っていました。
私が初めてコーヒー生産国に訪れたのは2014年。
ラテンアメリカと呼ばれる中米でものどかなコーヒー生産国「ニカラグア」でした。
コーヒーのことはこれまで日本で過ごしてきた時間の中で写真や文章では理解していたものの、実際に自分の目で見るコーヒー農園やコーヒーチェリーはどれも全て新鮮で「百聞は一見にしかず」とはまさしくこのことと当時は思っていました。
それから数年にわたりコーヒー生産国の6カ国を合計13回も訪れるものの、初めてコーヒー生産国へ訪れたワクワク感は衰えることもなく、むしろいつも新鮮な気持ちでワクワクしている自分がいました。
おそらくそれは毎年同じようで同じでない、まるで生き物のように変化し続けるコーヒー産業の現場がそうさせているのかもしれません。
「去年はひざ下の高さだったのに、次の年には腰の高さにまでなるコーヒーの木。」
「しわの数が増えていく生産者とたくましく育っていく生産者の子供達。」
「毎年、様々な検証を繰り返したのちに生まれる技術革新。」
「感動的な美味しさが色褪せない新しいコーヒーとの出会い。」
もう来年の出張予定も決まり始めています。
同じことを繰り返しているのに、毎年こんなにワクワクできるのはコーヒー屋さんの役得なのかもしれません。
またそんな感動を日本のお客様に伝えていけたらと思います。