暮らし・スタイル
2019年03月06日
ここのつ茶寮 季節のお菓子とコーヒー 3月
日本に古くから伝わる事を身をもって学び、変えなくて良い事と変えていくべき事を和菓子を通して自分なりに伝えていく事が私の仕事。そう唱えるのは、東京浅草鳥越にて完全予約制の「菓子屋ここのつ(和菓子のコース)」を主宰する溝口実穂さん。
普段の茶寮では、菓子に合わせたお茶を提供されていますが、特別に「The Roast」がお届けする世界チャンピオン焙煎士後藤直紀さんのプロファイルによるコーヒーに、お菓子を合わせて頂きました。
まるでお菓子とコーヒーが対話するかのような見事なマリアージュ。
溝口さんと後藤さんが織り成す世界をお楽しみください。
お菓子:苺練乳
苺と白餡のスープに、苺をひと粒包んだ練乳餅を浮かべ、メレンゲを散らしました。
タンザニア 「Conifer Forest」の中煎り「甘い質感」に、苺の甘酸っぱさと練乳を合わせました。

コーヒー:Conifer Forest(コニファーフォレスト)
キリマンジャロ山のある北部が有名なコーヒーの産地ですが、実は「Conifer Forest(コニファーフォレスト)」 を産出するンベヤ地区を含む南部こそ、タンザニヤ最大の生産地。完熟果実であることを確認して集荷し、指導のもとでのハンドピックで選別。集荷からハンドピックまで厳密に管理され、高いクオリティを保っています。
アフリカの豆であることを容易に想像させる力強さを、浅煎りから深煎りまでの全域で感じることができます。中煎りでは特に、コニファー(針葉樹)の葉のような濃い緑を連想させる香りがします。どこか青臭いような、コニファーの葉をすりつぶしたような香り。そして飲んだ後には、とても長く甘い余韻を味わうことができます。さまざまな感覚に出会うことができるこの中煎りはおすすめのプロファイルです。
Panasonic「The Roast」のWebサイトでご家庭にお届けする生豆をご紹介しています。
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