スペシャルティコーヒー
2019年09月12日
SCAJ2019レポート1「ブラジル Taste of Harvest」
日本スペシャルティコーヒー協会の主催する年に一度の展示会「SCAJ2019」が開催!
その中での特別セミナー「ブラジル Taste of Harvest」に参加してきました。

Taste of Harvest(テイストオブハーベスト)はブラジルスペシャルティコーヒー協会(通称BSCA)が主催するブラジルコーヒーの商談会を兼ねた新物発表会。
今年の栽培収穫のレポートとともに、BSCAに所属するコーヒー生産者が出来上がったばかりのコーヒーをお披露目する機会でもあります。

今年の栽培の状況は降雨のタイミングが悪かったことで、結実にばらつきがみられ非常に難しい年だったということですが、セミナーの後半で行われたカッピング会でコーヒーをテイスティングしてみると、収穫後の人間の手による選別(未熟豆の取り除きなど)が非常に丁寧に行われたことが感じられるとても美味しいコーヒーばかりでした。
(コーヒー栽培においての雨は「降るべく雨期に降り、降らなくていい乾期に降らないことが良し」と言われています。この状態であれば降雨の後に【一斉に開花→結実→一斉に完熟】となり、熟度の揃った良質なコーヒーが収穫できるのです。)

天候不順など人間の手には追えないリスクの中で、それに負けじと一生懸命に美味しいコーヒーを作る生産者たちの情熱に感動したTaste of Harvestでした。
もちろん、美味しいコーヒーも仕入れさせていただくことができました!