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コーヒー農園

アダ・ファーム農園レポート 10月

2019年10月28日

10月。日中、太陽が出ればまだまだ暑いけど、朝晩は涼しさを感じるようになりました。チェリー達は、そろそろ肥大期を終わらせ、12月~春の収穫期に向けて、実を熟させます。

徳田泰二郎

Taijiro Tokuda

肥大期はちょうど夏に当たります。果実の肥大には雨がとても重要となりますが、沖縄だとちょうど雨不足の時期に当たります。この時期の雨は台風に頼るしかありません。来てほしいような、ほしくないような、複雑な気持ちです。

でも今年は、台風の影響で雨が多く、土が乾くことがほとんどなかったので、チェリー達は順調に肥大してくれました。

肥大を終わらせたチェリーは、これから実を熟していき、いよいよ収穫を迎えます。


上の写真はパーチメントを脱穀している様子です。日本にはコーヒー生産に必要な機械類がないため、他の作物のものを代用したり、改造したり、自分たちで工夫しないといけません。

パーチメントを脱穀する時には、パーチメント専用の脱穀機が必要となります。なぜか、国産のパーチメント専用脱穀機だけはあるんです。性能は素晴らしいのですが、循環式と呼ばれるタイプで、パーチメントの状態によっては、生豆に熱が伝わりやすいのが気になっていました。

そこで、米用の精米機(撹拌式)を試してみたところ、生豆に熱が伝わりにくいことがわかりました。それと、パーチメント専用脱穀機だと、ナチュラル(チェリーごと乾燥されたもの)が脱穀できないのですが、精米機ならナチュラルでも脱穀できることがわかりました。

精米機で脱穀した時の様子です。ちゃんと脱穀してくれていますね。生豆に熱が伝わりにくいのでやさしい。この後、分別をして、生豆とそれ以外(=カスカラ)になります。

分別した後にハンドピックをして生豆の完成となります。写真左は、通常の精製(パルプドナチュラル改)、写真右は去年から試している嫌気性発酵を取り入れたものです。生豆の表情もガラッと変わりますね。

農園の太陽が強く当たる場所では、島バナナを育てています。島バナナは背が高く、風の被害を受けやすいので「強い台風が来なければ」収穫にたどり着けます。今年も強い台風に当たりましたが、風向きのおかげで被害も少なく、秋の収穫を迎えることができました。

例年なら12月に収穫が始まり、2月にピークを迎え、春までが収穫期となります。今年は、熟すのが早く、すでに先発隊がポツポツと完熟を迎えました。先日、第一回目の収穫を終え、次の収穫も近いうちに行う予定です。

この様子だと、ピークもいつもより早く来そうな感じです。今年もいろいろな物語がありました。どんな豆になっているのか、今から楽しみで仕方ありません。