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コーヒーのこと

バリスタ×ロースター

2018年10月15日

過日、「The Roast」の新しいサービスのためバリスタチャンピオンの岩瀬さんと味作りを行いました。今回使用したコーヒーは「NinetyPlus社」のパナマゲイシャです。同社のコーヒーに対する取り組みや製品の質の高さは非常に高く、世のトップバリスタの多くが世界大会で使用するほど。今回の取り組みでは生豆の選択と最終的な味のイメージを岩瀬さんが、それを再現するための「The Roast」の焙煎プロファイル作製を私が担当しました。

後藤直紀

Naoki Goto

手順としては、事前に準備した3つの違う方向性の味わい12種と参照用2種、計15種類のプロファイルで作ったコーヒーを岩瀬さんにカッピングしてもらい、ディスカッションを重ねながら最終的な味わいを決めていきます。この素材の持つ非常に高いポテンシャルをしっかりと引き出しつつ、いわゆる「ゲイシャらしさ」の表現も求められるため、かなり狭いレンジでの味作りとなりましたが、岩瀬さんは的確にこちらの味作りの意図を汲み取ってくれました。サンプルの中から二つの味わいを選んでもらい(ちなみに私もこれが良いかなと思っていた3つのうちの2つでした)、いただいたアドバイスを参考にしながら修正を加えて最終的なプロファイルを作製しました。

普段は基本的に私の頭の中のイメージだけで味作りを行うため、こういった双方向のやり取りでの味作りは新鮮です。岩瀬さんと私の役割は映像や音楽でいう所の監督と技術スタッフの関係でしょうか。コーヒーの場合は視覚や聴覚ではなくカップを前にしての味覚・嗅覚だけでやり取りするのが面白いです。岩瀬さんとのローストセッション、とてもエキサイティングでした。

作製したプロファイルはSCAJ2018でもお披露目して好評いただきました。今後この素晴らしいコーヒー(生豆&プロファイル)をRECコーヒーさんのオンラインショップhttps://www.rec-coffee.com)でも販売する予定です。ぜひ多くの方に楽しんでもらえると嬉しいです。