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コーヒーのこと

勿体無い

2018年10月23日

カフェを運営した事がないけれど、お客さんとしても機械のメーカーとしてもいつも無駄を探している気がします。
「従来のコーヒーグラインダーの性能不足のせいで、豆を多めに挽いてから捨てるのは勿体無い」以前のポストでそれがEG-1を作るきっかけだとお伝えしました。
今日は似た様な事のミルク編。

WhiteやLatteを注文する時、ミルクをフォーミングしてから注ぎ入れますよね。
皆さんご存知でしょうけれど、ミルクのTexture(舌ざわり)が重要です。
ちょうど良いマイクロフォームを作ることによって、砂糖を使わずに甘くて美味しく作れちゃうし、ただの牛乳を大きく変貌させるプロセスです。
しかし多くのカフェではそのフォームの質を上げるために、必要以上にミルクを多めにフォーミングしなければならない。良く見ることだけど、ピッチャー1個分フォーミングしてから、半分だけ使って残りを流しで捨てる事があります。
牛達が泣いちゃう話です。勿体無い。

なぜこうしているかと吟味しました。
結局フォーミングするメカニズムとしてスチームノズルのせいでこうせざるを得ません。
ドリンクにちょうど合った量の牛乳でフォーミングすると、勢いが激しすぎて泡が大きくなりすぎて高密度の美味しいマイクロフォームが生成できない。
通常はボイラーの気圧が大体2~3Barに設定してあります。
コックやバルブでそこから出すスチームの量が調整できても、スチームワンドの先端の穴の開口がそのままです。
ボイラーから出すスチームの量も、この先端の開口(大きさと形状)も、両方を調整する必要があります。
それなら設計できると思って、開発しました!

Steam Dial(スチームダイアル)という商品。ありそうでなかったプロダクト。先端を捻って、開口率を自在に調整できるスチームワンドの先端です。Macchiatoの場合は小~さくして、Latteの場合には全開。
使う量だけのミルクをフォーミングして、もう余分のミルクを捨てません。
バリスタさんも牛達も笑顔です。
メーカーはそれぞれネジのスペックが違うので主流のLaMarzoccoに合う様にしました(細かいネジ仕様はHPに記載)。
こちらも特許出願中です。

https://lynweber.com/accessories/steam-dial/